包茎手術の方法の特徴(メリット・デメリット)や施術時間・術後の注意点を解説

包茎手術の方法は一つだけではありません。

 

環状切開術背面切開術亀頭直下埋没法根部環状切除術などのさまざまな施術方法が用意されています。

 

あなたの希望や予算に合わせて、最適な施術方法を選択することが大切です。

 

 

包茎手術の方法の特徴(メリット・デメリット)だけでなく、施術時間や術後の注意点なども分かりやすく解説しているので、ぜひ参考にして下さい。


 

 

 

 

環状切開術はオーソドックスな施術方法

環状切開術のイメージ

 

【メリット】
保険が利く(真性包茎とカントン包茎のみ)ので、他の施術方法よりも料金が安い

 

【デメリット】
仕上がりがイマイチ(手術の傷跡やツートンカラーのペニスになる)

 

包茎手術の中で一番オーソドックスな方法が、この環状切開術です。

 

余っている包皮を切り落として亀頭を露出する施術方法で、泌尿器科でも施術が受けられます。

 

保険診療手術に分類されているため、他の施術方法よりも料金が安くなる(3〜5万円程度)になるメリットがあります。

 

その反面、あくまで包茎を治療することがメインなので、仕上がり具合はそれほど期待できません。

 

例えば手術跡が目立ったり、ツートンカラーになって包茎手術を受けたことがバレてしまう恐れがあります。

 

 

最近では溶ける施術糸を使用することで抜糸の傷が目立たなくすることもできますが、ツートンカラーは改善できません。


 

 

 

背面切開術は身体への負担が軽い

背面切開術のイメージ

 

【メリット】
真性包茎の改善におすすめの施術方法、身体への負担が軽い

 

【デメリット】
施術後は仮性包茎の状態になる、傷跡が残りやすい

 

ペニスの裏側(背面)の包皮を縦方向に切開して、横方向に縫合する施術方法です。

 

包皮口が狭くて亀頭が露出できない場合に採用されることが多いです。

 

包皮の先端部分を拡げることを目的としていて、切除する長さも短いため、施術自体の難易度自体はそれほど高くありません。

 

施術時間も15分程度で完了します。身体への負担が軽く、安心して包茎手術を受けることができます。

 

そのため、施術後の回復スピードも他の施術方法よりも速く、日常生活に戻れる期間も短いです。

 

しかし下手な医師が行うと施術後にペニスが腫れたり、包皮のバランスが乱れて見栄えが悪くなる恐れがあります。

 

その他には傷跡が残りやすいので、包茎手術を受けたことがバレやすいというデメリットもあります。

 

 

背面切開術は真性包茎を改善するための施術なので、施術後は仮性包茎の状態となります。


 

 

 

亀頭直下埋没法は仕上がりがキレイ

亀頭直下埋没法のイメージ

 

【メリット】
傷跡が目立ちにくく、仕上がりがキレイ

 

【デメリット】
施術費用が高額、医師のスキルに左右される

 

亀頭直下埋没法は美容クリニックで主流となっている施術方法です。

 

余分な包皮を切除して亀頭の真下部分(カリ付近)に隠れるように縫合します。

 

そのため、他の施術方法と比較して傷跡が目立ちにくく、仕上がりがキレイになるというメリットがあります。

 

一方のデメリットとしては美容目的で採用される施術方法なので保険適用外となり、施術費用が高額になります。

 

クリニックによって料金は異なりますが、大体10〜15万円くらいに設定されています。

 

担当医師の力量に左右されることもあります。

 

例えば経験やスキルのない医師が施術を行うと包皮が余り過ぎたり、逆に切り過ぎで勃起時に包皮が突っ張って痛みを感じるケースも報告されています。

 

 

 

根部環状切除術は陰毛で傷口が隠れる

根部環状切除術のイメージ

 

【メリット】
傷跡が陰毛に隠れて目立たない、ツートンカラーになることもない

 

【デメリット】
施術費用が高額、担当医師の力量に左右される

 

根部環状切除術は余っている包皮をペニスの根元部分で環状(輪っか)に切除する施術方法のことです。

 

比較的軽度の仮性包茎に適していて、真性包茎やカントン包茎には向いていません。

 

ペニスの根元付近の包皮を切除するので、傷跡は陰毛に隠れて目立たないというメリットがあります。

 

ツートンカラー(ペニスの色の変化)や性感帯が切除される心配もありません。

 

一方のデメリットとしては、切除する包皮の範囲を決定しにくい点が挙げられます。

 

そのため、包皮を切り過ぎて勃起した際にツッパリ感を覚えたり痛みを感じる恐れがあります。

 

逆に包皮が余り過ぎた場合は、ペニスが萎えている時に亀頭が露出しないケースもあります。

 

 

できれば、経験豊富な熟練した医師に担当してもらいたい施術方法だと言えます。


 

 

 

埋没陰茎矯正術はペニスが長くなる

埋没陰茎矯正術のイメージ

 

【メリット】
ペニスが長くなる、仕上がりがキレイ

 

【デメリット】
施術料金が高額(35万円〜)、施術が受けられるクリニックが少ない

 

埋没陰茎矯正術は他の施術方法のように包皮を切り取るのではなく、埋没しているペニスを引き延ばすことで軽度の包茎を改善する施術方法です。

 

ペニスに麻酔をして、根元部分を2〜3pほど切開をします。

 

そしてペニスと恥骨を固定している靭帯の一部を剥がして、ペニスを外部に引き出し、元に戻らないように医療用の吸収糸で固定します。

 

短小ペニスに悩んでいる方にもおすすめで、2〜5pほどのサイズアップが期待できます。

 

ペニスの根元部分を切開するので、傷跡は陰毛に隠れて目立ちません。ツートンカラーのペニスになることもありません。

 

特殊な包茎手術・長茎手術なので、他の施術方法よりも料金が高額(35万円〜)になります。

 

また、施術が受けられるクリニックも限定されているなどのデメリットもあります。

 

 

包皮口を切開しないので、真性包茎やカントン包茎には不向きです。


 

 

 

Vカット小帯温存法は性感帯が維持できる

Vカット小帯温存法のイメージ

 

【メリット】
性感帯が残る、見栄えがキレイ

 

【デメリット】
オプションなので追加料金が発生する

 

Vカット小帯温存法は、ペニスの裏面をV字で切開することで性感帯である『小帯』を残す施術方法です。

 

小帯とは、いわゆる『裏筋(うらすじ)』と呼ばれている部位で、性感帯があります。

 

そのため、この小帯を残すことで性感が低下することがなくなるというメリットがあります。

 

また、小帯が残っているため自然なペニスとなり、仕上がりもキレイです。

 

上記の環状切開術や亀頭直下埋没法と組み合わせて実施されます。

 

美容クリニックなどでは、オプションとして追加できる仕組みになっているケースが多いです。

 

 

そのため追加料金が発生して、施術料金が高額になるデメリットもあります。


 

 

 

切らない包茎手術

切らない包茎手術も選択できます!

 

一般的に包茎手術は包皮を切除する施術方法が採用されますが、最近では切らない包茎手術も登場しています。

 

切らない包茎手術としては、亀頭増大術ナチュラルピーリング法根本部固定法などが挙げられます。

 

 

亀頭増大手術

亀頭部分にヒアルロン酸やコラーゲンを注入して、亀頭をサイズアップさせることで包茎を改善する施術方法です。

 

亀頭のカリ部分を大きくすることでストッパーの役目を果たし、ペニスが萎えている状態でも亀頭が露出します。

 

包皮があまり過ぎている場合は、上記で紹介した切開手術を組み合わせるケースもあります。

 

メリット

注射1本で実施できるので、10分程度の簡単な手術で身体への負担が軽いです。

 

施術を受けた当日からシャワーも浴びることができます。

 

内出血を起こす恐れがありますが、大体1週間程度で解消されます。

 

 

デメリット

デメリットとしては、ヒアルロン酸やコラーゲンは徐々に身体に吸収されていき、1年ほど経過すると効果がなくなる点が挙げられます。

 

そのため、亀頭のサイズアップを維持するためには毎年手術を受け続けなければいけません。

 

また1ccあたり6〜10万円と高額になっていて、2ccや3ccの注入が必要になる場合はさらに料金が高くなります。

 

 

アクアミドを注入する亀頭増大手術には気を付けて下さい。

 

注入する箇所によっては形がいびつになったり、完全な除去ができないなどの問題点が指摘されています。

 

欧米などでは発がん性があると報告されていて使用禁止になっています。

 

 

ナチュラルピーリング法

ナチュラルピーリング法は包皮を剥いて亀頭を露出させた状態で、あまっている包皮を元に戻らないように専用の医療用の糸で縫合する施術方法のことです。

 

「二重まぶたの整形の技術を応用している」と言えば理解しやすいと思います。

 

自力で包皮が剥ける場合のみ実施できる方法なので、真性包茎やカントン包茎には不向きです。

 

包皮を切開する必要がないので傷跡もなく、施術後に痛みを感じることはありません。

 

また、仕上がりに納得がいかない場合はすぐに戻せるというメリットもあります。

 

施術費用も安価で気軽に実施することができる点も見逃せません。

 

その一方で、包皮が元に戻ってしまう恐れもあります。仮性包茎でも重度の場合はクセを付けたとしても、時間が経過するにつれて元に戻りやすくなります。

 

 

実際に施術を受ける場合は、担当医師と相談して決めることをおすすめします。


 

 

根本部固定法

根本部固定法とは、医療用の生体接着剤を使用してペニスの根元部分の余った包皮を固定する施術方法のことです。

 

メスで切開したり縫合したりすることがないので痛みがありません。施術費用も安価です。

 

デメリットとしては半年ほどで接着剤の効果が切れます。その間に包皮にクセが付かない場合は元に戻るケースもあります。

 

根本部固定法は仮性包茎しか効果がなく、勃起時にスムーズに亀頭が露出しない真性包茎やカントン包茎には不向きです。

 

 

 

手術の時間

包茎手術は20〜40分で終わります

 

包茎手術を検討する際に気になるのが手術の時間です。

 

採用する施術方法やクリニックのやり方などによって多少異なりますが、大体20〜40分程度で手術は終わります。

 

入院不要で、その日に自宅に帰ることができます。

 

カウンセリングなどを含めると2時間程度

但し手術を受けるだけではありません。

 

施術前には担当医師からカウンセリングを受けたり、包茎手術の説明や注意点が伝えられます。

 

手術を受けた後は、完治するまでの注意点(包帯の巻き方、入浴、オナニーなど)について詳しく解説してくれます。

 

 

そのため、クリニックに来院してから手術を受けてクリニックを退出するまでは、2時間弱の時間がかかると思っておいて下さい。


 

 

手術当日は仕事を休もう

簡単な手術ですが、切開をする包茎手術を選択した場合は手術当日の仕事は休むことをおすすめします。

 

仕事を休むことができない場合は土曜日や日曜日、祝日を利用して施術を受けましょう。

 

また、肉体労働をしているなら、念のために翌日も休むようにして下さい。

 

 

経過通院

包茎手術を受けて一定期間が経過してから、経過を確認するために再び来院する必要があります。

 

包帯を交換したり、抜糸を行うなどの処置をしてくれます。一般的には施術を受けて2週間後くらいに抜糸を行います。

 

最近では吸収糸などを使用して時間の経過と共に糸が消滅して、抜糸をする必要がない方法も登場しています。

 

 

入浴は1ヶ月間禁止です

包茎手術後は1ヶ月間くらいは入浴をする(浴槽に浸かる)ことは禁止されています。

 

身体を洗う際は軽いシャワーくらいにして下さい。シャワーなら施術を受けた翌日からオッケーです。

 

(※施術方法によっては術後3日間はNGのケースもあります)

 

 

3〜4週間後からセックスができる

セックスやオナニーは施術後3〜4週間経過してから可能になります。

 

その期間はペニスに激しい動きを与えることは控えるようにしましょう。

 

術後の痛みが残っているにも関わらず射精(性処理)をしてしまうと、傷口が開いたり後遺症が残ってしまう恐れがあります。

 

オナニーができないのは辛いですが、なんとか乗り切って下さい(笑)

 

セックスをする際は、オナニーをしても何も支障(違和感)がないことを確認できてからに実施しましょう。

 

激しい運動もできるだけ控えて下さい。縫合箇所がズレてしまうなどの恐れがあります。

 

 

 

まとめ

 

包茎手術の方法は一つではありません。上記で紹介しているとおり、さまざまな方法が存在します。

 

それぞれの方法のメリット・デメリットを確認して、あなたの症状や希望に適した方法を見つけて下さい。

 

包茎手術自体はそれほど難しい施術ではないので、入院する必要がなく、日帰りで対応してくれます。

 

施術後は担当医師の指示に従って日常生活を送ることで、トラブルを最小限に抑えることができます。

 

 

包茎ペニスで悩んでいるのであれば、一度クリニックに相談してみることをおすすめします。