ルーナナチュラルアップクリームは効果なし?配合成分から検証します
ルーナナチュラルアップクリームでは3大バストケア成分(ボルフィリン、アディフィリン、エラスチン)などの働きによって、ふっくらバストに導いてくれます。
これらの成分を最大1/100サイズの微粒子カプセルに閉じ込めることで浸透力がアップして、より効果を実感できるようになっています。
即効性はありませんが、3ヶ月程度毎日使い続けることで徐々に効果が現れてくる方が多いです。
3大バストケア成分でふっくらバストを実現します
ルーナナチュラルアップクリームには3大バストケア成分として知られているボルフィリンとアディフィリン、エラスチンが配合されています。
ボルフィリン

ボルフィリンはユリ科のハナスゲという植物の根から抽出した成分です。
ハナスゲ根に含まれるサルササポゲニンと呼ばれる原料から発見されました。
2007年にフランスの老舗化粧品開発メーカーのセダーマ社がサルササポゲニンのDNA配列を解明したことによって、ボルフィリンが誕生しました。
ボルフィリンには脂肪細胞のボリュームアップや脂肪蓄積の促進効果があります。
効果を客観的に証明するエビデンスもあります。
<臨床試験>
ボルフィリンの効果を確かめるために、開発元のセダーマ社がボルフィリンを使用した臨床試験を実施しています。
女性30名(18歳〜35歳)を2つのグループに分けた比較試験です。
片方のグループにボルフィリンが配合されたクリーム(ボルフィリンを5%含有したジェルクリーム)を、もう一方のグループにはボルフィリンが配合されていない普通のクリームを1日2回、56日間にわたってバストに塗ってもらいました。
気になる試験結果ですが、「ボルフィリンを塗ったグループに属する女性のバストが平均8.4%の脂肪組織の増大が認められた」と報告されています。
具体的には300ccの脂肪分があるバスト(Aカップ相当)の女性に使用すると、約1ヶ月(28日間)で6.6%増加、さらに約2ヶ月(56日)で8.4%増加が実現しました。
アディフィリン

アディフィリン(アセチルヘキサペプチド-38)は、植物由来のアミノ酸(アルギニン、セリン、トレオニン、バリン)が結合してできた成分です。
ヘキサペプチドの一種で、白色脂肪組織の脂質の貯蔵量を増やして、バストの体積を増加させる効果があります。
このアディフィリンにもエビデンスがあります。
<臨床試験>
20〜40代の女性22人を2つのグループに分けて比較試験を行いました。
片方のグループにはアディフィリンが2%含有されたクリームを使用、もう一方のグループにはアディフィリンを含有しないクリームを使用しました。
それぞれのグループが56日間にわたってバストにクリームを毎日塗り続けた結果、アディフィリン含有のクリームを使用したグループは、含有していないグループよりも30倍以上の効果が確認されました。
2ヶ月程度の使用で12%の脂肪増加効果がありました。
エラスチン

エラスチンは弾力性のある不溶性タンパク質で、体内では血管や靱帯、軟骨、肺、皮膚などの弾力性や伸縮性が必要とされる組織に存在しています。
800個以上のアミノ酸が連なっていて、全体の80〜90%は5種類(ロイシン、アラニン、グリシン、プロリン、バリン)のアミノ酸で占められています。
コラーゲン同士を結び付けて、コラーゲンの働きをサポートする役割を担っています。
健康なお肌を維持するためには、真皮に存在するエラスチン繊維とコラーゲン繊維が網目状の構造に保たれていることと、その隙間を埋めているヒアルロン酸が十分な水分を保持していることが必須です。
エラスチンはシワやたるみを抑えてハリと弾力のある肌に導いてくれるので、理想のバストに近づけるために欠かせません。
【参考記事】
エラスチン | わかさの秘密
PAISEN-100で肌への浸透力アップ

ルーナナチュラルアップクリームは『PAISEN-100』という特殊カプセルが採用されています。
上記のボルフィリンとアディフィリン、エラスチンをHRC独自の比率で配合しています。
従来よりも最大100分の1サイズのカプセルに成分を閉じ込めています。
各成分の効果・効能を維持しながら微粒子化することが可能で、通常よりも浸透力が高いです。
肌に付けるとカプセルが解けながらお肌に浸透していく仕組みになっています。
3大バストケア成分の効果・作用が最大限に発揮され、効率良くバストケアができるメリットがあります。
きめ細かくて肌馴染みも良い塗り心地なので使い易いです。
4種のめぐりサポート成分でポカポカさせます

理想のバストを作るためには『めぐり』も重要です。
ルーナナチュラルアップクリームでは、めぐりサポート成分として下記の4種類の成分が配合されています。
- クダモノトケイソウ果実エキス
- グルコシルヘスぺリジン
- センブリエキス
- イチョウ葉エキス
クダモノトケイソウ果実エキス
クダモノトケイソウはパッションフルーツのことで、アメリカ大陸の亜熱帯地域を原産とするトケイソウ科の果物です。
ビタミンやミネラルがバランスよく含まれています。
中でもβカロテンが豊富で、抗酸化作用に優れていて若々しい肌を維持するためには最適です。
ナイアシンも含まれていて血管を拡張させて血液の流れを良くしてくれます。
キュアパッションの成分
クダモノトケイソウ果実エキスから開発された『キュアパッション』という化粧品成分が存在します。
リンパ管様構造の形成促進作用や皮膚微小リンパ管内皮細胞の増殖促進作用などがあります。
体内に流れるリンパ管は老廃物などを回収する役割を担っています。
回収されなくなった老廃物はシワやくすみの原因となります。
バストのリンパの流れを良くして、めぐりを改善したり、肌の引き締め効果が期待できます。
化粧品の成分ではピュアパッションとは表記されず、『水、BG、クダモノトケイソウ果実エキス』という形で掲載されています。
【参考記事】
キュアパッション | 一丸ファルコス株式会社
もちろんルーナナチュラルアップクリームにも3つの成分が記載されているので、キュアパッションの効果が実感できます。
グルコシルヘスペリジン
柑橘類の皮に含まれている天然由来成分から作られた成分です。
ヘスぺリジンは陳皮(ちんぴ)の有効成分の一つで、柑橘のポリフェノールの一種でもあります。
毛細血管の抵抗性増加や血管透過性の増大を抑える効果があります。
グルコシルヘスペリジンはヘスぺリジンにグルコース(ブドウ糖)を1分子付加して作られます。
糖転移することで水に溶けにくい性質になります。
グルコシルヘスペリジンには血流改善効果や冷え改善効果、ビタミンC維持効果などがあります。
【参考記事】
糖転移ヘスペリジンの研究|株式会社 林原
センブリエキス
センブリはリンドウ科センブリ属の二年草の植物です。
花や葉、茎、根などの全ての部位からエキスを抽出して作られます。
スウェルチアマリンやキサントン、ゲンチオビクロシド、スウェルチアニン、スウェルチアノリンといったさまざまな成分が含まれています。
センブリエキスには血流促進作用があり、体内の血流を改善してバストに栄養を送りやすくしてくれます。
また、加齢によるシワやくすみを予防する効果も期待できるので、化粧品の成分としても採用されています。
イチョウ葉エキス
文字通り、落葉高木のイチョウの葉から抽出したエキスのことです。
イチョウの葉を乾燥させ、アルコールまたはアセトンを用いて有効成分を抽出します。
有効成分としては、イチョウ葉由来のフラボノイド配糖体やテルペンラクトンなどが含まれています。
イチョウ葉エキスには痴ほう症の改善や脳機能障害などの作用がありますが、お肌に関しては抗酸化作用や血流循環改善作用などが挙げられます。
抗酸化作用によって肌の老化を防いだり、血液循環改善作用でめぐりを良くして肌の状態を整えてくれます。
【参考記事】
イチョウ葉エキスの有効性および安全性
女性らしさを育む3種類の成分を配合
ルーナナチュラルアップクリームでは女性らしさを育む下記の3種類の成分を配合しています。
女性らしいしなやかなバストに導いてくれます。
- ザクロエキス
- ハーベックスアンチリンクル
- レッドクローバー
ザクロエキス
ザクロはザクロ科ザクロ属の落葉樹で、赤い果実を付けます。
ビタミン類(ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、葉酸、ビタミンCなど)やミネラル類(カリウム、亜鉛など)が豊富に含まれています。
ポリフェノール(アントシアニン、エラグ酸、タンニン)や脂肪酸(オレイン酸、リノール酸)、クエン酸なども含まれています。
ザクロの種子には女性ホルモンに似た植物エストロゲンが含まれています。
バストの発育には女性ホルモンが大きく関わっているので、非常におすすめの成分です。
ザクロは他の果物と比較しても抗酸化作用に優れていて、メラニンの生成を抑えて美白効果が期待できます。
〜引用〜
カゴメ株式会社総合研究所(栃木県西那須野町)は、9種のフルーツの抗酸化作用(活性酸素を消去する作用)の比較を行ない、ザクロが強い活性を有することを明らかにしました。
本研究では、日本のフルーツジュースの中で、機能性研究の素材として取り上げられる果汁や、よく飲まれている果汁のうち、9種のフルーツ(ザクロ、プルーン、ブルーベリー、グレープ、アップル、ピーチ、オレンジ、グレープフルーツ、パインアップル)の水溶性画分について、2種類の活性酸素(スーパーオキシド、ペルオキシナイトライト)と1種類の合成ラジカル(DPPH)を用い、抗酸化作用の比較を行ないました。
その結果、ザクロが最も強い活性を示し、次いで、プルーン、ブルーベリー等に活性が認められました。
ハーベックスアンチリンクル
ホホバエキスやトウセンキカエキス等を組み合わせた複合の天然由来の植物成分のことです。
アンチには「抗う(あらがう)」、リンクルには「シワ」などという意味があり、二つを合わせると『シワのない肌を作る』という意味になります。
ハーベックスアンチリンクルには、女性ホルモンのエストロゲンと似た作用があることが確認されています。
レッドクローバー
レッドクローバーはマメ科の多年草植物で、「アカツメクサ」や「ムラサキツメクサ」などとも呼ばれています。
女性ホルモンのエストロゲン女性ホルモンに類似した植物性エストロゲンのイソフラボンが含まれています。
レッドクローバーにはフォルモノネチンとバイオカニンAという2種類のイソフラボンが含有されています。
大豆に含まれているイソフラボン(ダイゼイン、ゲニステイン)よりも吸収率が高いという特徴があり、効率よく摂取することができます。
また、民間療法や伝統療法として、更年期障害、月経周期に起因する乳房痛、高コレステロール血症、骨粗鬆症、前立腺肥大の症状に使われてきた歴史があります。
【参考記事】
レッドクローバー | 「統合医療」情報発信サイト
10種類の潤いアップ成分でなめらか肌を実感
ルーナナチュラルアップクリームではバストに潤いを与えるために下記の10種類の成分も配合されています。
クロレラエキス、ヒマワリ種子油、ホホバ種子油、コメ胚芽油、月見草オイル、メドウフォーム油、マカダミア種子油、セラミドNP/NG/AP
クロレラエキス
クロレラはクロレラ属の淡水性単細胞緑藻類の総称で、河川や湖沼などに生息している淡水性のプランクトンを熱水で抽出・採取することによってクロレラエキスが作られます。
たんぱく質やビタミンB群、アミノ酸、ベータカロチンなどが含まれています。
クロレラエキスには潤い作用や肌の細胞の働きを促す作用があり、乾燥から肌を守り、加齢によるシワやくすみ、シミなどを改善する効果が期待できます。
乳液や美白クリーム、基礎化粧品、石鹸、美容液などにも使用されている成分です。
ヒマワリ種子油
文字通り、ヒマワリの種子から抽出した油のことです。
キク科の一年草で夏になると黄色の大きな花を咲かせます。
ヒマワリ種子油にはオレイン酸やリノール酸、ビタミン類(A、D、E)、ミネラル類(カルシウム、鉄、亜鉛、リン、カリウム)などが含まれています。
オレイン酸やリノール酸には保湿作用があり、肌に潤いを与えて柔らかくしてくれます。
抗酸化作用もあり、老化の原因となる活性酸素の発生を抑制します。
ホホバ種子油
ホホバ種子油とはデシコ目に属する常緑低木のホホバの種子から抽出される油です。
原産地はアメリカ南西部にあるソノラ砂漠周辺の乾燥地帯です。
昔から先住民族がホホバオイルを「金の液」と呼んで重宝していて、肌や髪などのさまざまな用途で使っていました。
髪の毛や皮膚の乾燥を防ぎ、潤いを与える作用があります。
ホホバ種子油は低刺激で肌に馴染みやすいので、どんな肌質にも合います。
肌が柔らかくなることで、ルーナナチュラルアップクリームに配合されている成分の吸収力も高まります。
また、ホホバ種子油にはワックスエステルが豊富に含まれていて、肌に塗り込むことでバリア機能を高めて外部からの刺激から守ってくれます。
【参考記事】
非精製ホホバオイル : 皮膚を保護し、皮膚再生を活性化する (特集 健康な皮膚を目指す)
コメ胚芽油
コメ胚芽油は、玄米から白米に精米する際に胚芽が取り除かれますが、その胚芽から抽出される油のことです。
γ(ガンマ)-オリザノールや植物ステロール、リノール酸、オレイン酸、トコトリエノールなどがバランスよく含まれています。
生活習慣病を予防したり、疲労回復などの効果があります。
お肌に関しては直接肌に塗ることで、美肌効果が期待できます。
γ-オリザノールにはメラニンの合成に関与する酵素(チロシナーゼ)の働きを抑える作用があります。
皮膚表面で紫外線を吸収して日焼けを防ぐ作用もあります。
【参考文献】
Sakai S, Murata T, Tsubosaka Y, Ushio H, Hori M, Ozaki H. (2012) “γ-Oryzanol reduces adhesion molecule expression in vascular endothelial cells via suppression of nuclear factor-κB activation.” J Agric Food Chem. 2012 Apr 4;60(13):3367-72.
月見草オイル
月見草はアカバナ科マツヨイグサ属の二年草、または多年草の植物です。
月見草から抽出されるオイルには、ガンマリノレン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
ルーナナチュラルアップクリームのように肌に塗り込む場合は、肌の健康を維持する働きがあります。
保湿作用に優れているので、肌に潤いを与えたりシワの予防効果があります。
その他にもニキビや乾癬(かんせん)、湿疹(しっしん)、アトピー性皮膚炎の症状を軽減してくれます。
直接摂取する場合にはホルモンバランスを整える働きがあり、生理前の胸の痛みやニキビ、鬱な気分、イライラ、腹部膨満感、頭痛などの症状を改善する効果があります。
メドウフォーム油
メドウフォームは北アメリカが原産のリムナンテス科の一年草で、白い花を咲かせます。
長鎖脂肪酸が豊富(全体の98%以上)に含まれていて、保湿作用に優れています。
長鎖脂肪酸に含まれているイコセン酸は毛穴を詰まらせずに肌に吸収されて皮脂をコントロールする効果があります。
皮膚に塗り込むと保水性の膜を形成することができるので、皮膚の水分を保持してくれます。
保湿クリームや乳液、ヘアケア製品、マッサージクリーム・オイルなどに使用されるケースが多いです。
ドコサジエン酸も含まれているので、直接摂取することで体内のコレステロールと中性脂肪を減少させてくれます。
【参考文献】
日光ケミカルズ(2016)「油脂」パーソナルケアハンドブック,17-18.
マカダミア種子油
マカダミア(マカデミア)はオーストラリア原産のヤマモガシ科の常緑樹で、その殻果はマカダミアナッツと呼ばれます。
マカダミアナッツから抽出される油分には、オレイン酸(約55%)やバルミトレイン酸(約20%)などの不飽和脂肪酸が多く含まれています。
バルミトレイン酸は皮膚のシワやたるみなどの老化を防ぐ働きがあります。
不飽和脂肪酸は人間の皮脂の成分に近いので、肌の浸透性に優れていて、乾燥肌に素早く効果を発揮します。
【参考文献】
伊藤 正次(1989)「マカデミアナッツ油の特性と応用」Fragrance Journal(17)(12),23-26.
セラミドNP/NG/AP
セラミドはスフィンゴ脂質の一種で、スフィンゴシンと脂肪酸がアミド結合した化合物群の総称です。
肌には乾燥やほこりなどの外部刺激から肌を守るバリア機能が備わっています。
セラミドはこのバリア機能を正常に働かせる役割を担っています。
充分なセラミドが存在している肌は、潤いがあってきめ細かく、さらに外部刺激による肌荒れを起こし難くなります。
ルーナナチュラルアップクリームには下記の3種類のセラミドが配合されています。
主な特徴は下記のとおりです。
NP | 水分を保持する、シワを浅くする |
---|---|
NG | 水分を保持する力が強い |
AP | ターンオーバーを促進する、シワを浅くする |
【参考記事】
肌の必須成分「セラミド」とは
10種類の透明感ケア成分
ルーナナチュラルアップクリームでは10種類の透明ケア成分も配合しています。
ユキノシタエキス、ルチン、アーチチョーク葉エキス、月桃葉エキス、カンゾウエキス、ヒナギク花エキス、カミツレ抽出物、メロン胎座エキス、油溶性ビタミンC誘導体、水溶性ビタミンC誘導体
ユキノシタエキス
ユキノシタはユキノシタ科の植物で、日本国内(本州、四国、九州)でも自生しています。
ユキノシタの全草から抽出してエキスが作られます。
アルブチンやフラボノイド、タンニンなどが豊富に含まれています。
アルブチンにはメラニンを生成するチロシナーゼという酵素の働きを抑制する効果があります。
その結果、過剰なメラニンの生成を抑えて、シミやソバカスなどを防ぐことができます。
フラボノイドやタンニンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用に優れています。
シミ、しわの原因となる活性酵素の働きを抑えてくれます。
ルチン
ルチンはミカン科のヘンルーダという植物から発見された柑橘フラボノイド配糖体の一種です。
フラボノイドはポリフェノールの一種なので、抗酸化作用があります。
紫外線などによる酸化ダメージから肌を守り、老化を防いで若々しい肌を維持することができます。
体内に摂取する場合は血流改善効果が期待できます。毛細血管を強化して血中コレステロール値を下げることができます。
そのため、高血圧や脳卒中などの予防に役立ちます。
アーチチョーク葉エキス
アーティチョークは、キク科チョウセンアザミ属の多年草植物です。
ヨーロッパの地中海沿岸やアフリカ北部に自生しています。
アーチチョーク葉エキスには、苦み成分のシナロピクリンが豊富に含まれています。
このシナロピクリンにはストレスや紫外線などの刺激を受けることで活性化され、肌に悪影響を及ぼす「NF-κB」というタンパク質の過剰な働きを抑制する作用があります。
その結果、肌のターンオーバーが乱れることで引き起こる毛穴の開きを改善したり、毛穴の中に溜まったメラニンによって起こる黒ずみを目立たなくさせる効果があります。
〜引用〜健常成人15名を対象に行ったヒト試験では、1日2回・2ヶ月間、洗顔後にアーティチョーク葉エキスを塗布した結果、9名で開いた毛穴の減少を確認、他の3名においても改善の兆しを確認した。
【引用記事】
アーティチョーク葉エキスが医薬部外品として承認
月桃葉エキス
月桃(げっとう)はショウガ科ハナミョウガ属の多年草植物です。
九州南端から沖縄、台湾や中国南部、東南アジア、インドにかけて分布しています。
月桃の葉から抽出されるエキスにはフラボノイドや糖類、シネオール、ピネン、ボルネオール、ケイ皮酸メチルなどが含まれています。
線維芽細胞増殖促進作用やコラーゲン産生促進作用、コラーゲン分解酵素活性阻害作用があり、美肌効果が期待できます。
線維芽細胞増殖促進作用 | コラーゲンやエラスチンを生成する線維芽細胞の増殖をサポートする |
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コラーゲン産生促進作用 | コラーゲンを作り出す細胞に働きかけて、コラーゲンの生成を促進する |
コラーゲン分解酵素活性阻害作用 | コラーゲンを分解する酵素「コラゲナーゼ」の合成を防ぐ |
肌の柔軟性を保ったり、ハリを与える、ツヤを与えるなどの効果が挙げられます。
カンゾウエキス
カンゾウ(甘草)はマメ科カンゾウ属の多年草植物で、その根や茎からエキスが抽出されます。
グラブリジンやグリチルリチン酸が含まれています。
グラブリジンはシミやそばかす、色素沈着を引き起こすメラニン色素を生産するメラノサイトに作用します。
メラニン色素の生産を抑える働きがあり、美白効果が期待できます。
一方のグリチルリチン酸には、さまざまな肌トラブルを引き起こす活性酸素の活動をブロックして肌の炎症を抑える働きがあります。
抗菌・抗アレルギー作用もあり、敏感肌で弱っている時にも優しくサポートしてくれます。
ヒナギク花エキス
ヒナギクはキク科の多年草で、その花の部分から抽出したエキスです。
サポニンやポリフェノール、多糖類などが豊富に含まれていて、メラニン生成プロセスに働きかけます。
メラニン生成における様々な経路に働きかけることによって、透き通るような肌になります。
メラニンの形成は大きく準備時、生成時、生成後の3段階に分類できます。
例えばビタミンC誘導体やアルブチンなどの成分は主に生成時のみに作用しますが、ヒナギク花エキスは全ての段階でメラニンの生成・活性化に働きかけるので、より優れた効果が期待できます。
カミツレ抽出物
カミツレ(カモミール)はキク科の耐寒性一年草です。
カミツレ抽出物にはフラボノイドや精油(カマズレン、アンゲリカ酸エステル)、カフェー酸などが含まれています。
ルーナナチュラルアップクリームなどのスキンケアクリームに配合される場合は、抗炎症作用や皮膚の代謝促進作用が期待できます。
カマズレンには荒れた肌を整えるなど、保湿作用に優れています。
メロン胎座エキス
メロン胎座とは、メロンの中心部にある『種子のまわりにある綿状の部分』のことを指します。
普段、私たちが食べることのない(捨てる)部分ですが、実は発芽が起こる部分なので、たくさんの栄養が含まれています。
健康や美容をサポートしてくれるアミノ酸やミネラル、ビタミンなどが豊富に含まれています。
メロン胎座エキスは抗酸化作用に優れていて、メラニンの生成を抑えて肌の老化を防いでくれます。
植物には私たち哺乳(ほにゅう)類のように胎盤は存在しませんが、胎盤に似たような働きがある『胎座』という部分があります。
そのため、メロン胎座のことを『メロンプラセンタ』とも呼ばれています。
油溶性ビタミンC誘導体・水溶性ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は体内で酵素反応によってビタミンCになる成分のことです。
ビタミンCは優れた抗酸化作用を有していますが、そのままの状態では不安定で分子構造が壊れやすいという特徴があります。
そこでビタミンCの安定化と吸収力を向上させるために誘導化しています。
ルーナナチュラルアップクリームでは、油溶性(テトラヘキシルデカン酸アスコルビル)と水溶性(3-0-エチルアスコルビン酸)の2種類のビタミンC誘導体が配合されています。
油溶性ビタミンC誘導体は肌への刺激が少ないという特徴があります。
真皮まで浸透するためにメラニンの生成を抑制して、細胞活動を活性化させて新陳代謝を促進します。
一方の水溶性ビタミンC誘導体は即効性であり、短期間で皮膚に吸収されてビタミンCが持つ本来の効果が期待できます。
フローラルの香りでリラックス効果も得られます
オレンジやマンダリンの香りをベースにして、女性の魅力を引き出してくれるイランイランやゼラニウム、ジャスミンをブレンドしています。
ルーナナチュラルアップクリームをバストに塗り込むことで、フルーティフローラルの香りが漂います。
毎日バストケアをしながらリラックスすることができます。
オレンジ | 緊張をほぐしてリラックスさせてくれます |
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マンダリン | 不安や緊張を解きほぐして気分を明るくしてくれます |
イランイラン | 心を落ち着かせるリラックス効果や官能的で高揚感を高める効果など |
ゼラニウム | バラのような優しい香りで自律神経の乱れを整えてくれます |
ジャスミン | 気持ちを和らげたり、官能的な感情を呼び覚ませてくれます |
ルーナナチュラルアップクリームに即効性はありません
ルーナナチュラルアップクリームは優れたバストケアクリームですが、即効性はありません。
ふっくらとしたバストになるためには、バストケアに働きかける成分とめぐりをサポートする成分をしっかりと届けなければいけません。
これらの配合成分がバストに存在する乳腺や脂肪分に働きかけることによって、徐々に効果が現れてきます。
さまざまな口コミサイトをチェックしてみると、1ヶ月程度で効果を実感したという投稿を見かけますが、割合的にはごく少数です。
効果を実感するためには、平均2〜3ヶ月くらいの期間を要します。
できれば半年くらいは続けてもらいたいですね。
効果なし・・・効果が実感できない理由があります
実際にルーナナチュラルアップクリームを試してみたにも関わらず、効果を実感できない方も存在します。
ルーナナチュラルアップクリームの効果を実感できない主な理由は大きく下記の3つにまとめられます。
- 体質にマッチしていない
- 継続して使っていない
- 1本で止めてしまう
体質にマッチしていない
ルーナナチュラルアップクリームに配合されている成分が、そもそも体質にマッチしていないことが挙げられます。
ルーナナチュラルアップクリームは優れたバストケアクリームですが、全ての人に効果があるわけではありません。
残念ながら、体質によって効果を実感できないケースがあります。
それはルーナナチュラルアップクリームだけではなく、全てのスキンケアクリームに言えることです。
継続して使っていない
ルーナナチュラルアップクリームを毎日継続して塗っていない場合も効果を実感することは難しいです。
気が向いた時だけ使用しても、期待しているような効果は実感できません。
毎日ケアすることを忘れてしまう場合は、例えば『お風呂上がりにクリームを塗る』などのルールを決めて実行することをおすすめします。
習慣化することでクリームの塗り忘れを防ぐことができます。
1週間も続ければバストケアが習慣化されて、忘れることがなくなりますよ♪
1本で止めてしまう
ルーナナチュラルアップクリームを1本だけ使用して止めてしまうことも良くありません。
1本あたり約30日分使える量が配合されています。
上述しているように、たった1ヶ月くらいでは効果を実感することは難しいです。
強いて言えば、肌がしっとりとしてくる効果を実感できるくらいでしょうか?
理想のバストを実現するためには最低でも3ヶ月くらいは毎日続けることをおすすめします。